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PLZTという物質を用いて,コンピュータによる操作で,光の偏光状態を表すストークスパラメータを計測する装置を開発した. 光の偏光状態は4次元ベクトルであるストークスベクトルで表すことができる.PLZTは透明なセラミクスで,電圧に応じて複屈折性を示す.まず,カメラの前にNDフィルタを設置し,その前にPLZTを設置し,画像を撮影する.次に,カメラの前に直線偏光フィルタを設置し,その前にPLZTを設置する.まず,PLZTには電圧をかけない状態で画像を撮影する.PLZTにある量の電圧をかけるとPLZTが1/4波長板として働くようになる.このときにまた画像を撮影する.PLZTにまたある量の電圧をかけるとPLZTが半波長板として働くようになる.ここでまた画像を撮影する.この4枚の画像からストークスベクトルのパラメータを計算する. この研究はほとんど全てフルウチ化学株式会社によってなされた. |