科目名 |
コンピュータグラフィックスII |
大学 |
広島市立大学 |
単位数 |
2.0 |
担当者 |
宮崎大輔 |
宮崎担当分 |
1.5時間×15回 |
履修対象 |
知能工学科 学部学生 3年 |
必修・選択 |
選択 |
教諭免許 |
高一種免(情報),教科に関する科目,単位2.0,選択 |
履修時間 |
前期 木2 |
教室 |
コ-1,2 |
概要 |
C言語を利用したプログラミングを通して、コンピュータグラフィックス(CG)に関する知識・原理の理解をより深める。OpenGLという3次元グラフィックスライブラリを用いた演習では、2次元図形の描画から始め、カメラの設定法、隠面消去、陰影付け、アニメーション、形状データ構築法等について学習する。また、陰面消去、陰影付け、影付けを統一的に扱えるレイトレーシング法を題材としたプログラミング演習により、画像生成アルゴリズムの原理を学習する。さらに、コンピュータグラフィックス・アプリケーションの演習により実際のCG作成も行う。 |
講義のねらい |
コンピュータグラフィックスに関する基本的な知識・原理を習得し、三次元CGプログラミングによる演習を通じ、基本的なCG画像作成技法を身につける。 |
受講要件 |
プログラミング演習を行うため、C言語でのプログラム作成が可能なこと。コンピュータグラフィックス?を履修しておくこと。 |
受講生への要望 |
自ら積極的にプログラミングに取り組むことを希望する。 |
講義内容 |
- 講義の概要と導入
- 2次元図形の描画、座標系と座標軸
- マウスとキーボード
- 3次元図形の描画
- アニメーション
- 隠れ面消去処理
- 陰影付け
- レイトレーシング法のアルゴリズム
- 球とレイとの交差判定
- ポリゴンとレイとの交差判定
- レイトレーシング法における陰影付け
- レイトレーシング法における影付け
- 完全鏡面反射
- コンピュータグラフィックス・アプリケーション演習
|
講義状況 |
講義資料等をWebCTで配布します
- 04/09 講義の概要と導入
- 04/16 復習とVisual
C++の使い方
- 04/23 二次元図形の描画
- 04/30 マウスとキーボード
- 05/07 三次元図形の描画
- 05/14 太陽系のCGアニメーション
- 05/21 人間の歩行アニメーション
- 05/28 スポットライトとシェーディング
- 06/04 点光源と物体表面の材質
- 06/11 外部データファイル読み込み
- 07/02 テクスチャマッピング
- 07/09 地球儀のCG
- 07/16 シャドウマッピング
- 07/16 CGソフト「Maya」モデリング
- 著作者情報
- 第10回「外部データファイル読み込み」で使用したキャラクターはリンク先のガイドラインに則り,非営利にて無料で使用する
- 第11回「テクスチャマッピング」で使用したキャラクターはリンク先のガイドラインに則り,非営利にて無料で使用する
- 第12回「地球儀のCG」で使用した画像はリンク先のガイドラインに則り,非営利にて無料で使用する
- 著作者情報の詳細はWebCTで通達します
最終課題作品
|
評価方法 |
出席、レポート、演習成果物の評点を総合して評価する。一定回数の出席と演習への参加、レポートの提出が単位修得の必須条件である。優、良、可の別は、提出された演習およびレポートの内容の良否によって判断する。 |
教科書等 |
- 教科書
- 床井浩平著、GLUTによるOpenGL入門、工学社
- 参考書
- CG-ARTS協会編
コンピュータグラフィックス
- 橋本洋志他著、OpenGLによる3次元CGアニメーション、オーム社
|
担当者プロフィール |
|